便の色

便・べん・うんちの色

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酸化により緑便となる

   

酸化により緑便となる

 

 

緑色の便が出る、というのはとても驚きますね。

緑色の便は緑便といい、原因は胆汁が酸化して色が変わり緑色にかわるものでミルクを飲んでいる赤ちゃんにはよく起こる症状ですので、心配はいりません。

赤ちゃんのオムツを変えるときに見慣れないその色を見てびっくりして病院に駆け込むお母さんもいますが、健康上害はないのです。

ですが大人になって緑色の便が出た場合は注意しましょう。

大人の緑便は、小腸や大腸の働きの低下が原因の時があります。胆汁が大腸にうまく再吸収されずに酸化が進み、緑便へと変わるのです。

また、暴飲暴食や刺激の強い食べ物を摂取しすぎると小腸や大腸が炎症を起こし腸の働きが鈍って酸化することもありますので緑便が出た場合生活習慣の改善を求められます。腸炎となると身体に症状も現れますのですぐに医療機関で受診しましょう。

緑便は腸内の異常を示すことがありますが、野菜をたくさん食べたときも葉緑素の影響で緑便が出ることもあります。また葉緑素は胃腸薬にも含まれていることも多く、胃腸薬の服用により便の色が緑色になるケースもあります。緑便が出たときは摂取した食品や生活習慣を振り返り、原因を考えると正常か否か判断しやすいかもしれません。

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